とりあえず現職を退職して新しいところに転職する
原因としては、この英語もしゃべれない技術バカの開発スタイルが現在の上司と合わなかった。そしてその事を上に相談して変更を求めたら無視されたので自ら動いたという感じだ。
退職を打診した後に本部側の本部長から遺留の話とポジションチェンジの話が合ったのだが、丁重にお断りした。
遺留した場合、階層的にPMの上に移動して肩書がテクニカルアーキテクトからエンタープライズアーキテクトになっていた模様
日本側の本部長と僕の直上のPMは便利なインフラ屋として使いつぶすつもりだったようだが、本部の評価はどうやら全然違ったようだ。
僕の開発スタイルがそもそも日本のオーソドックスなウォータフォールの延長線上のものと真逆な事が、日本側のPM陣にはあまり評価されていなかった
ただし客には好評で本部側の評価も高かった模様。
日本側がそういった状況だったので、僕の状況や不満が本部に流れていなかったようだ。。
多分長くエンジニアやってる人ほど僕のスタイルを認めないと思う。
アジャイル開発の中で、スピードに特化して、後は最低限で進めるというスタイルは、とにかくテストとチェックを重視して、100%完了するまで客には一切見せない事を良しとする日本型の開発メンバーには受け入れがたいもののようだ
僕のスタイルは悪く言えば場当たり的な対応でもあるからね。ただアジャイルでと言っている客が求めているものはスピード感だと僕は思っているので、ウォータフォールの延長みたいなやり方をするのは正直悪手だと思っている
テストはとにかく自動化したUTに任せて、後はざっくりと動作確認してさっさとリリースする。一部完成したらサクサク上げていくので、2か月くらいでリリースにもっていって、2週間ごとに機能がちょこちょこ増えていく、そのうえで客のフィードバックを受けて既存もガンガン改修していくのは、ウォータフォールで画面を動かせるのは半年後とか、画面イメージはエクセルで作った絵とかののろのろした開発ばかりだった今までに比べてびっくりしたそうだ
フロント側の構成もロジックは可能な限りほとんどバックエンドにもっていき、フロントは意識的にViewに徹する構造にしておいた
こうすることにより、モックを見せてそれでよいならそのモックがそのままほとんどいじらずにフロントとして使えるので開発が早くすむのですよ
…現案件でこれで進めたいって言ったら大反対を受けた挙句amplifyとかいうポンコツツールを使いだして今えらいことになっているんだが…
まぁ入社後の1つ目の案件は、若手中心で僕が仕切れたので、その手法を取って大成功し本体側で表彰も受けた上、そこの仕事が急拡大した(この件で本部側は僕のスタイルが日本側でも広がると期待したようだ)
…まぁ残念ながら現在、1つ目の案件は僕が離れて別のPMというか現案件のPMが仕切ることにより、客から苦言を言われているようだ
改修が遅い、MTが多い、画面がなかなか出てこない等々
このスタイルで現案件進めようとしたら、PMが4人いるんだが、1つ目の案件で一緒したPM以外から非現実的だと大反対を受けた
おかげで現案件は正直スピードでない、改修は遅い、そしてトラブル対応も反応が遅いと散々な状態だ
正直これは僕にとって相当なストレスで、アジャイル開発で進めると言っておきながら、アジャイル開発ができてない状態だといえる
僕的には相当ひどい状態なのだが、どうもマネージャー的にはそうでもないようで、大手に長くいたPMはここまでひどいのかと今しみじみ感じている
しかし、現案件もAWSをインフラレベルで見れる人間が僕しかいないので、日本式にいちいち文句を言う僕をうっとおしいと思いながらも切ることができないでいるというのが現状
さっさと本部側の本部長に苦言を言っておけばよかったのではと思うかもしれないが、3つも上のしかも面識がない英語しか通じない相手に相談するのはハードルが高すぎた
という訳で別のPMを通じて、2つ上の本部長に打診したという訳だ、無視されたがな。。
という感じで今に至る
ちなみに業界によっては日本式のやり方が正解の場合もあるので、すべてにおいてダメという訳ではない。
きっと英語も満足にしゃべれない技術オタクみたいなのが、スピード重視型のアジャイル開発をがりがりやって対外的な評価を受けていたのが気に食わなかったのかなーと思う