もう次の場所が決定している現在
遺留の可能性は0なのだが、言いくるめられると思っているのだろうか?
退職の意思を明確化した段階で、この会社での僕の先は無いのだが、
恐らく僕のいう理由に全部対案を出せばよいと思っているのだろうか?
この話し合いは正直無意味であり、さっさと手続きを進めてほしいというのが正直な気持ちだ
もう現社に未練はないし、どんなことがあろうとも残留はあり得ない
リスクを考慮して思いとどまれと言われて思いとどまると思っているのだとしたら
正直心外ですらある
取締役に話を進めてもらっているので、火曜日で確定する予定ではある
もうめんどくさいやり取りをしたくないんだが…
ついでに言えば上長、すっかり忘れてると思うけど、3年前に銀行案件でだいぶ追い詰められた時、お前「もうちょっと頑張れなかったのかよ」とか言った事は忘れていない
そういうのが、こっちが調子取り戻してから持ち上げても、まったく響かないよ
内定が複数出て、もう僕の中では確実に辞めることが決まったのでまとめておく
今の会社には17年在籍していて、古株の一人である事は間違いない
ただ、社内の方向性が僕のマインドとだんだん合わなくなってきた。
多分社内の方向性は劣化TISで、評価対象はマネージメント、特に協力会社を使ったプロジェクト展開が評価の対象となり、
技術系に関しての評価はプライオリティがものすごく低い傾向になっていった。
人月商売でのエンジニア派遣が売り上げの9割で、プラス協力会社を使ったマージン商売だ。最近はここの強化傾向を強く感じる。
その為のマネージメント層の評価だ…まぁ普通のIT会社ですな
この商売を続けると、技術力が急速になくなっていくので、最近の大手は方向転換をしているようだと
受けに行った面接の特に役員クラスの方が口をそろえて言っていた。だから応募が少ないアーキテクターは話を聞いてみるのだと
まぁ僕がアーキテクターとして募集に乗っているので、そういっているだけだと思うけど…
その上いろいろゴタゴタしたので、いい機会だから、この緩やかに腐っていく状況からの変化を求めた
転職に至った原因はいくつか複合的な要因がある。それだけ僕が面倒くさい人間なんだと、書いてて思った。
原因だが最大のものは、4月の給与改定時、給与が数千円ではあるが下がった事
給与改定によりランクの給与テーブルが変わり、合致しない人は、年数をかけて変更する旨を聞いていた
それを聞いて、ランクを上げるためにある程度努力した
結果、社外表彰や、新人の参画など、ある程度評価となる実績を作った
それでも給与が下がったことによって、恐らく技術的な評価は社内評価的に優先順位が低いと理解した
リーダーに話を聞いた結果こんな感じらしい
給与テーブル上、私は現状ランクの最上位にいる
つまり給与を上げるにはランクを上げるしかないが、去年決まった制約で上げるには取締役の審査や、
該当ランクにふさわしい動きを3年以上続けるといった理由がついていた。
テクニカル系にだけ何故かそういった制約がついているのもイラつかせる原因の一つではあった。
そしてつまり、この話の結果、来年も下がるという事を意味している。
次の原因は、現場の体制が変わり、若手が多くなった
手際の悪い状況に手を出せないというストレスが高くなった
若手に時間がかかってもやらせられることはやらせる必要が出てきて私が手を動かせない状況が多くなった
3次受けという事もあり、技術的にコアな部分に手を出しにくくなった点も不満となって表れた
助言するだけというのは、新たな知識を仕入れる必要もなく、現状維持で行く人にはとても魅力的なポジションだ
今までの経験値を使っているだけなので、頭も手も使わない。
私の場合、長期の案件にいると不思議とこのポジションに押し込められる傾向が強い。
このポジションは正直退屈で死にそうだ…
トドメが社内技術共有会での大ゲンカ
技術的な内容ならともかく、社内での活動報告文章で構成に文句を言い始めて切れた
だれがその文章を作るかという時点で何も言わないくせに、出来上がった文章に文句をつける
その上、お前の手柄にしてやる旨の言い方に喧嘩を売られていると判断
ディベート反論モードに入り、文句を言うならお前の文章をまず出せ。
その上でどちらがいいか協議しよう。という提案の元に成果物の提出を求めた。
いろいろ言ってたが、全部無視して成果物が出るまで、成果物を出せしか言わなかった
テキストの文章出してきたので、レイアウトも含めて協議するべきだからワードで出せと追加
ワードが家にないと言うのでopenofficeで作れと反論
結局ワードでは出てこなかった。途中で、別のメンバーが、最初に私が作るって言ったんだし、
レイアウトや言い回しに問題はないのだからこのままでいかないかと話してくれたので、そこに乗って
次はあなたが作ればいいのではないか?と提案し、向こうの意見は全部無視した。
次の瞬間slackのチャンネルから出て行って、lineのチャンネルからも出て行って断絶した
1か月後位に、向こうが何故か謝ってきたが、双方でやり方が違うのだから、多分一緒には仕事はやれないと思った
この喧嘩がトドメとなって会社に繋がっていた紐が完全に切れた気がした。実際ほとんど千切れていたんだが…
まとめると
給与評価も現状では技術力を背景に評価を得ている現状では頭打ちで、今後は下がる傾向にあった点
社外的な技術力の評価が高いので、このまま評価マインドが違う社内にいてもメリットが薄いと判断できた点
技術共有会の状況から、社内の技術マインドが恐ろしく低い点、その上技術共有会内部でも亀裂が起こった点
このままここで続けることも多分できる、最初の案件の時はそれで10年もやった。
現場もこのぬるま湯につかって続けることは出来る。多分その方がラクだし、現状の給与で全く困ってない
だが、現状の状況で、今動かないと恐らくこれ以上の向上はなく、今後は緩やかに腐っていく気がした
給与下げて安定職場に行く人が多い年代なのだが、私は元々最先端を全力疾走するほうが好ましいと思うタイプで
年齢を重ねても、性格だけはやはり変わる事は無いんだなぁと、今思っている
で、転職活動してみたら、あっという間に内定が取れた
技術志向のアーキテクターで、オンプレもクラウドもできて、PLやる事も手を動かすこともできる
社外的に表彰を受ける程度には技術力に自信があるので、その辺を話したらだいたい食いついてくれた。
僕を退屈から救い出してくれる人はいなかったなぁ
とグリッドマンのOP聞きながらそう思った