*905698800*本日の出来事
今日は西澤保彦の「幻惑密室」を読んだ。私のクセとして、絵を見て買う傾向があるんだが、こいつはそのさいたるものだ。イラストが「水玉螢之丞」だったために、即ゲットしたのだから…。内容は、予想に反して面白かった。別に主人公の一人が、すぐ泣く袴のおねーちゃんだからという訳ではなく、なんとなくいままで読んだもののなかではあまり無い超能力系のというわりにはほのぼのしていて、会話が結構小気味良いものだったためである。
イラストのイメージと妙にマッチするので、読みやすいのだ。だから、抽象的な絵を書く人が挿絵を描いている場合、よほどのことが無い限り(映画化してるとか)、手もつけないね。
不満としては、第1話になる「念力密室」が本になっておらず、読めないことだ。