今日は「実況中死」を読んだ。「幻惑密室」の続編みたいなものです。いいっす。こいつも面白い。前回同様、読みやすいという感じと、主人公が実にひねくれた感じがして、しかも俺みたいなんで、なんか親近感を覚えてるせいだろう。
　インターネットは、情報の宝庫みたいな表現をしている本が多いけど、実際はどうだろうか？答えはＮＯだと思う。理由は、誰でもその情報を引き出せるというわけではないからだ。ある程度の知識と経験値、それに独特の価値観と勘が無いと、ほとんど何の役にもたたないデータしか得られない。
　要するに、きれい事をはばかりなく言う人には、情報は集まらないし、集められないということです。多くの情報は混沌の中を漂ってるわけですんで。
　表層をなでても得られるデータはとても有意義とは言えないので、あきが早いのだ。
　どうもその事に気が付いてきている人が多くなっているらしく、メールしかしない人が多くなってるのだろう。
　ついでに言えば、コンピュータは難しく、覚えるためには試行錯誤を繰り返さなければだめということを知らん人が結構多いことには驚きを隠せない。
　試行錯誤でやっと覚えた知識と経験値を、何を好き好んで教えてあげねばならんのかと、最近とみに思うところだが、知らない人は、教えてもらって当然のような態度を取る人もいてどうかと思う。最近は俺も懲りたし、めんどいんで、極力なんにもしないよう心がけてますが…。
　なんか大学の卒論みたいな文章になった気がする…。（実はこういう批判たらたらの文章を書いてＡをゲットした。）