*907081200*本日の出来事
今日は「吸血鬼の綺想曲」というコバルトの本を読んだ。新人ということで結構期待してましたが、かなりハズレでした。なんか個々のキャラクターに個性と華がありません。というか典型キャラクターを使っているような感じをうけます(平たく言うとキャラクターがぺらっぺらだということです)。
気の弱い吸血鬼、家庭的に問題がありつつ、活発に生きる少女、無口で自分の世界に閉じこもる少年、タカピーイケイケギャルの吸血鬼狩り…、どれもどっかで見たようなキャラクターの印象を受けました。(マスターモスキートンとか、アスカとかシンジとか、GS美神とか…。)
そういうのを狙っているものならともかく、どう読んでも物語を読ませようとしているフシがあります。展開、キャラクター、雰囲気、どれを取っても駄作だと思うんだが、どうしてこいつが佳作なのか理解に苦しむ。まぁ、次回作以降はおそらく絶対買わないリストに載ったことは確かです。
そういえば麻生俊平の新刊が出ていました(当然買わないけど)。あの仮面ライダーの出来損ないみたいな話はとっとと終わりにして、次を期待したい。
おおっ、今回は悪口しかないぞ。